FAQ

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Q

フィラリアの予防薬は、どのような種類がありますか?価格は?

A フィラリアの予防薬は、正確には体内に入ったフィラリアの子虫を駆虫する薬です。結果的にフィラリア症の予防につながります。この薬は、月に1回投与することでほぼ100%フィラリア症を予防できます。 
体内にいる成虫を殺す薬もありますが、一昔の薬に比べて安全性は高くなったものの、肺の血管や心臓に寄生している成虫(20〜30cm)を殺すことは重篤な副作用がでる可能性があります。 

フィラリアの予防薬は様々なものがあり、飼い主さんが投与しやすいようになっています。
以下は当院で扱っている予防薬です

1、錠剤・・・効果フィラリア予防のみ
2、チュアブルタイプ・・・フィラリアの子虫の他に消化管内寄生虫も駆除する効果がります。お肉を使用して嗜好性が良く、おやつ感覚で与えられます。一番人気です。  
3、スポットタイプ・・・皮膚に垂らすお薬です。ノミの駆除・予防効果もあります。 
             
価格は来院時にお尋ねください。
シーズン(7回分以上)まとめて購入で割引があります。
フィラリア検査と同時に、健康チェックとして一般血液検査をお勧めしております(割引適用があります)
同時に狂犬病予防注射を行うことをお勧めしております。

Q

フィラリア(犬糸状虫)の薬はどのようにしたら処方してもらえますか?

A フィラリアの薬の使用説明書には制限事項として、
@投与前には健康状態について検査し、異常を認めた場合には投与してはいけない 
A投与前にミクロフィラリア(フィラリアの子虫)検査及び成虫抗原検査などを実施して犬糸状虫が寄生していないことを確認して投与する
と明記されています。また、要指示医薬品であるので獣医師の処方箋・指示により使用することになっています。
毎年ちゃんと飲ませているようでもおなかの調子が悪くて薬の吸収が悪かったり、見ていないところでこっそり薬を吐いていたりするとフィラリアに感染してしまうことがあります。
毎年、動物病院で血液検査をしてもらい、フィラリアに感染していないことを確認してから処方してもらって下さい。
フィラリアが寄生している犬に投与した場合、重篤な副作用がでることがあります。

Q フィラリアの薬はいつからいつまで飲ませればいいのですか?
A 地域やその年の気候により異なります。                                    
通常、蚊の発生後1か月から蚊の発生終息1か月後までの間を投与期間とします。
HDU(Heartworm Development heat Unit、フィラリアを媒介する蚊の体内でミクロフィラリアが感染幼虫に発育するのに必要な積算温度の単位)によりその年の気温から投与期間を決める方法がありますが、概ね5月中から開始して11月下旬から12月上旬までに終了すれば良いです。その間は必ず月1回投与して下さい
※HDUは予防期間を限定するものではありませんので、お住まいの局所的な環境を考慮して予防期間を決定した方が良い場合があります。

Q 診察対象動物は?
A 犬、猫、小鳥、うさぎ、フェレット、ハムスター、リス、モルモット、チンチラです。

Q 去勢手術や避妊手術に助成金はありますか?
A 甲斐市と昭和町には飼い犬と飼い猫に助成金が支給されます。
いずれもお住まいの役所への術前申請が必要です。
詳細は各役所もしくは当院へお尋ねください。

Q 往診はしていますか?
A 往診はしています(往診料が別途かかります)。
しかし、往診での治療は限られてしいますので、検査や院内での処置が必要な場合は送迎になります。
依頼される前に詳細をお話し下さい。
往診時間13時から15時となっております。